もっと作りたいな、もっと食べたいな(1歳児)
今回はハロウィンクッキングを行なった様子をお届けいたします。
保育士が机にシートを貼っていると、「先生、何してるの?」「クッキング?」「クッキー作りたい!」と早く始めたくてうずうずしながら待っていた子ども達は、保育士の「始めるよ!」の言葉を聞くと素早く片付けて手を洗っていました。
それぞれの材料が小皿に分けて入っていた為、一つずつ子ども達の目の前で見せて説明しました。
「小麦粉?粘土した」と、小麦粉粘土の事を思い出す子も
バターの香りをかぐと、「いいにおい!」と満面の笑みを見せていました。
袋の中に材料を全て入れて、順番に手でモミモミ…。
感触遊びを繰り返し行ってきた事もあり、苦手だった『触れる』という動作も自ら進んで参加できるようになりました。
「もっと、ぎゅーっとしてごらん」と伝えられると、「ぎゅー」と言いながらモミモミ…。
段々材料が混ざり合って色や感触が変化してくると、更に目を輝かせて楽しんでいました。
次は、一人分の生地をもらい、手でこねこねしてみました。
柔らかいけれど手にくっつかない不思議な感触に、真剣な表情になる子ども達でした。
丸める動作も面白いけれど、ちぎるとどうなるだろう…と考えて形を作っています。
手の平で保育士と一緒に「ぺったん!」と平らに潰し、出来上がったクッキーがこちら!
(コウモリの形のクッキーは調理師さん作です)
丸い形、でこぼこしてるもの、色々なクッキーが焼きあがりました
「手を合わせていただきます!」挨拶すると、すぐにクッキーをぱくっ!
「おいしいね!」「これ作ったの!」、友だちや保育士に見せてうれしそうです。
「おいし~」が溢れる笑顔!
「もっと食べたい!」「クッキー作ったの楽しかった!」ごちそうさまをした後も、会話は尽きません!
お迎えが来た時には、「クッキー作ったの!」「楽しかった!」と開口一番に話す子ども達の姿から、今回のクッキングが子ども達にとって、とっても素敵な経験になった事が分かりました。
食べる事の楽しさ、が感じられるような経験をこれからも重ねていこうと思います。